基礎体温とは
| 不妊症
基礎体温とは、朝目が覚めたらすぐに寝たままで測定する体温のこと。脇の下ではなく、舌の付け根で測ります。この月経周期は脳の視床下部(自律神経の中枢)から月経調節ホルモンを出し、脳下垂体を刺激して卵巣から女性ホルモンが分泌されます。排卵後は黄体から分泌されるプロゲステロンが視床下部の体温中枢を刺激し、体温の上昇(高温期)が見られます。働いている職業によっては規則的に測れないこともあるでしょうが、日頃から基礎体温を計測しておくと体調不良や病気の兆候に気付きやすくなり、ホルモンの分泌を予測できるようになります。基礎体温が乱れている場合は様々な身体の不調が予測されます。基礎体温とは
体温表のパターンでわかる身体の状態
正常型
二層性で一番妊娠しやすいタイプ。成熟度のよい卵胞が出来ているので排卵も順調、生理もサラサラした血液が豊富に排出される理想のタイプです。
ダラダラ型
二層性だがゆっくり高温になるタイプ
高温期短期型
高温期が短いタイプ
階段状型
高温期に一段一段上るタイプ
凸状型
高温期の両側前後が低いタイプ
上記の4つのタイプはお血タイプに多い型です。また、黄体ホルモンが足りない可能性があります。このような不安定な体温変動は、経血が血塊 (大・小・レバー状)を含み、生理痛を伴うことが多いです。妊娠しづらく、妊娠しても流産しやすい型です。
高温期低温型
高温期の体温が低いタイプ
左記のタイプは身体が冷えている方が多いタイプです。身体が冷えていると妊娠しづらい。
凹状型
ストレスが多いタイプ
左記のタイプはプロラクチンが高い可能性があります。
無排卵型
高温期を形成しないタイプ
左記のタイプは生理があっても、卵胞の排出がないので、妊娠はしません。
鷺岡式周期療法
※周期によって漢方薬を飲み分けます。
西洋医学的な妊娠に必要な条件〈神秘の瞬間〉
- 運動性のある多数の精子の射精。
- 頸管内への精子の上がり。
- 子宮膣からの卵管膨大部の精子の上がり。
- 卵胞の発育
- 排卵
- 黄体の形成。
- 卵管内への精子の取り込み。
- 卵管膨大部への精子を卵子の受精。
- 受精卵の分割(胚の形成)。
- 胚の子宮膣への輸送。
- 胚の子宮膣への着床。
以上の11の条件がそろって、はじめて妊娠が完了!
鷺岡式周期療法では、この神秘の仕組みが自然に行われるための、健康な男女づくりをお手伝いいたします。